あ行
アバットメント
「インプラント体(人工歯根)」と「上部構造(人工歯)」をつなぐ連結部分。
1回法
歯茎を切開する手術を1回のみ行う方法。切開手術は1度だけでよいので、2回法よりも患者様の負担は軽いが、歯茎を縫合せずにあごの骨とインプラント体の治癒期間を待つため、感染に気を付ける必要がある。また、あごの骨がしっかりとしている必要がある。
入れ歯
歯を失ってしまった時の主な治療法のひとつで、周囲の歯に金属のバネをかけて、取り外し式の人工歯を装着する方法。義歯とも呼ばれる。
インプラント
歯を失ってしまった時の主な治療法のひとつで、あごの骨にインプラント体を埋め入れ、それを土台にして人工歯を入れる方法。
インプラント歯周炎
天然歯でいう「歯周病」と同じです。口腔内の細菌によりインプラント周囲の歯茎に炎症がおこり、さらに悪化するとインプラントを支える顎の骨にまで炎症が達し骨が溶けていきます。結果、インプラントがぐらついたり、抜け落ちたりしてしまいます。インプラント歯周炎が自然に治る事はありません。適切な治療が必要です。歯石の除去、歯周ポケットの清掃、細菌の除去など、ひどい場合にはインプラントを撤去して再手術を行います。
インプラント体
あごの骨に埋め込まれる部分で、インプラント体と骨が強固に結合し一体化して土台となり上部の人工歯を支える。主にチタン製。
オッセオインテグレーション
チタンの極めて高い生体親和性により、インプラント体とあごの骨がしっかりと結合すること。
オーバーデンチャー
歯が全くない場合のインプラント治療において、片顎に2~4本のインプラント体を埋入して取り外し式の入れ歯の支えにする方法。バータイプ、ボールタイプ、マグネットタイプなどがある。
か行
さ行
即時荷重
インプラント体の埋め込み手術をした当日に仮歯を装着して噛むことができるようにする治療方法。どのような症例でも適用できるわけではなく、適用には様々な条件がある。
た行
な行
2回法
歯茎を切開する手術を2回行う方法。2度の切開手術を行うため、1回法と比較して患者様の負担は大きいが、歯茎を閉じてからあごの骨とインプラント体の治癒期間を待つため、感染のリスクが低くなる。
ノーベルガイド
CTで撮影した口腔内の画像を元に治療計画や手術までの一連の流れをコンピューター上でシミュレーションすることで、より安全で正確なインプラント体の埋入手術を行うためのシステム。
は行
フラップレス手術
歯ぐきを切開することなく小さな穴をあけてインプラント体を埋入る術式のこと。歯ぐきの切開・縫合の必要がないため従来の治療法と比べて、手術時間が大幅に短縮され、出血や術後の痛みや腫れなども大幅に軽減される。
ブリッジ
歯を失ってしまった時の主な治療法のひとつで、両側の健康な歯を削り、それらを土台にして人工歯を被せる方法。
ボーンアンカードブリッジ
歯が全くない場合のインプラント治療において、片顎に必要最小本数(4~6本)のインプラント体を埋入し、それを土台にしてフルブリッジにする方法。
ボーングラフト
骨が広範囲で不足してる場合に用いられる骨造成法。骨が不足している部分に自身の骨や人工骨のブロックを移植する。